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2021.01.21
最近では、何でもかんでも事あるごとに除菌とか抗菌とか良く聞くんですが…
わかりやすく説明すると、除菌は、菌を取り除く。抗菌は、菌を抑制する。殺菌は、菌を殺す。
【除菌】
菌を取り除くわけですから、洗剤と思ってください。
洗剤には、家庭用洗剤といえば食器用洗剤(中性洗剤)とか洗濯用洗剤があります。
アルコールもその類いです。除菌スプレーは、アルコールスプレーということです。
昔から有ったんです。特別な物ではないんです。
【抗菌】
抑制するのですから、これも特別な物ではありません。
トイレの便座などに使われていますが、うちの便座は抗菌便座だから安心!など勘違いしてはいけません。
埃などが付着していたら効果はありません。要するに、綺麗にしていなければ効果は得られないんです。
【殺菌】
殺菌は、全ての菌を殺すのではありません。特定の菌が死ねば殺菌と呼びます。これが勘違い。
主に医薬品ですので、簡単に殺菌という名前を使うと、薬事法違反にかかります。
一つでも菌が死んだら殺菌と呼ぶのです。
以上のことから、掃除して常に綺麗にしていないと何も効果は得られません。
サプリメントみたいな物でしょうか(笑)
サプリメント飲んでいたら健康でいられるなんて思っているのは日本人だけですよ。
手助けの一部と思ってください。菌を寄せ付けない方法、もしくは手段と思ってくれたらよろしいかと思います。
ちなみに、ほとんどの菌を殺す、病院の手術器具とか集中治療室(無菌室)などに使われるのが滅菌といいます。
これが最高です。一般家庭では無理ですね。
完全に菌を殺すことは出来ません。100%は無い。除菌も、抗菌も100%は無い。だから99.9%とかの表示をするんです。
コマーシャルでもよく目にしますよね。100%としたら問題が起きるからです。
私からしたら、99.9%もいかがなものか???と思います。その時の状況や環境で、そんなことが言えるのか?と思います。
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