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2023.01.19
毎年恒例で依頼が来るのが、車の中で灯油を溢してしまった…という困りごとです。
意外にこの手の施工業者は少ないんです。何故なら、先ず臭いが取れない!これが一番多いです。
そう簡単には取れません。重曹や洗剤・セスキ水などで取ることが出来るなどといったSNSに惑わされて皆さんやっては見たものの、全く効果はなかった。。。
そんな話がほとんどです。長年の実績が当社にはあります。勿論プロですから、そういったものは使用しません。
ちゃんとそれ専用の薬剤です。それもただ使えば取れるなんて、そんな甘くはありません。技術を要します。たくさん悩み、たくさん試して、試行錯誤した経験が役に立っています。
ここでは、全体の流れを紹介します。
企業秘密なところが有りますから、INAZAWA BASEはこんな事やるんだ。みたいに思ってください。このHPをご覧になった方は、きっと困っていて検索をしたらこれが出た!!みたいな方もおありでしょう。
①状況にもよりますが、3~7日間時間を要します。
②床に発泡剤が入っている車両で下まで浸透していたら交換が必要です。(別途費用が掛かります)
③匂いが室内に蔓延していたらエアコンフィルターを確認させていただきます。(交換が必要になります)
④エンジンをかけて暖機運転・循環しますので燃料を消費します。
⑤オゾン脱臭機を最後に使用しますので、最初のうちは特有の臭いがしますが、すぐに消えます。抗菌効果・防虫効果・消臭効果が有ります。
座席の足元に溢したなら、シートは取り外します。
床マットをめくり中身がどのようになっているか確認します。
しっかりと灯油の成分を取り除きます。専門の中和剤で洗浄してリンスまでやります。勿論完全乾燥必須。
エアコンフィルター交換
完成!
具体的な内容はお伝え出来ませんが、完全に除去してクリーンな室内に戻りました。
J様この度はありがとうございました。
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